【エピソード】
4000年前にエジプトで栽培されていて最も古い植物の1つ。
ファラオの医学書には趣旨が利尿薬、鎮痛薬として使われていたと記載されている。
ローマの戦士たちは、胃腸の働きをよくするため種子を携帯して
戦場に行きました。
古代ギリシアでは「やせる」に由来してマラスロンと呼ばれ、
原料に効果のあるハーブとして用いられた。
中世では、ディルと同じように魔法の草と新居られ、
戸口につるしたり鍵穴に詰めて魔よけや厄除けとしていた。
「聖ヨハネ祭」の前夜にどの家庭でも
玄関のドアにお守りとして飾ったり、リースには必ずフェンネルが
編み込まれていた。
ヨーロッパでは古来薬草としてよく知られており
「フェンネルを見かけて摘まない者は愚かだ」という格言があるくらい
多くの効能をもっている。
「魚のハーブ」として有名でヨーロッパでは「富める者はフェンネルを
食べ、貧しい者は食べるものが無くてもフェンネルだけを食べる」と
言われるほど食生活に浸透していた。
日本には平安時代初期に伝来して、「延喜式」に記載された呉母
(クレのオモ)という植物がフェンネルだと言われている。
【利用部位と利用法】
葉、茎、種子
アニスに似た甘い香りで種子はほのかな甘みと苦味がある。
生葉、花はサラダに、種子はパン、カレー、アップルパイ、
ソース、リキュールの香り付けに使われる。若葉はオリーブ油や
ビネガーに漬け込んで調味料として用いる。
【健康と美容】
精油成分はアネトールを主成分とし、エストラゴール、α-ピネン、
リモネン、フェランドレン、フェンコン、アニスアルデヒドなどがある。
脂肪酸、フラボノイド、ビタミン類、ミネラルなど。
胃腸を整え消化を促進し、疝痛や腹部の不快感を緩和してくれる。
利尿作用、発刊作用、駆風作用などがあり、皮下脂肪の老廃物を
排出し、便秘が解消され体内をすっきりさせてくれる。
種子を噛むと口臭を除去する効果がある。
母乳の分泌を促すと言われ、また結膜炎や眼の疲れを改善し洗眼薬に
使われていた。
【注意】
フェンネルティーは安全ですが、大量の接種はホルモンバランスの失調に
つながるので女子の思春期には使用に注意が必要。
妊娠中は使用を避ける。

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